いじめ、性被害、事件事故などのトラウマ出来事に出遭った子どもさんや若いかたが対象です。まずはWISC-Ⅴを基本として、IESR、DESⅡ、UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス(児童青年期用)もしくはCAPS5を用いて、トラウマ歴やPTSDの症状を評価します。評価の結果をもとに、適切な対応策を提案します。例えば、「解離から解放されたい」というニーズがある場合は、PE法を使用するときもあります。相談員は全員、PE法について正式な研修(国立精神神経センターによるもの、武蔵野大学によるもの)を受けています。もちろんPE法を使用せずにサポーティブな相談を続けていくこともできます。

IESR、DESⅡ、UCLA心的外傷後ストレス障害インデックス(児童青年期用)、CAPS5の施行は無料となりますが、WISC-Vの受検は有料(¥15,000-)となります。
 主訴が性被害の場合は、女子には女性の相談員が、男子には男性の相談員が対応します。